松本市の第三地区の福祉ひろば（イオンモールそば）で体操教室の第7回目を行いました。
参加人数は17名でした。皆さん年末のお忙しい中お越し頂いて、お陰様で過去最多の参加者数でした。
今回はゆっくりとした動作で行う「スロートレーニング」（Slow Resistance Training）を実施しました。各動作を8秒かけて行い、目的の姿勢をキープするのも8秒で行う”Crazy8”というトレーニングです。

「スロートレーニング」は、従来のより速いペースでのトレーニングと比較して、動作のスピードを遅くし、力強い筋収縮に焦点を当てるアプローチです。この方法はいくつかの利点があります：

・筋肉の負荷と活性化: ゆっくりとした動作は、筋肉をより長い時間にわたり働かせ、筋繊維を効果的に活性化させます。これにより、トレーニング効果が向上し、成長を促進します。

・運動のコントロールと安全性: ゆっくりとした動作は、運動の正確なフォームやコントロールを維持するのに役立ちます。これにより、怪我のリスクを減少させつつ、特定の筋肉をターゲットにしやすくなります。

・関節への負担の軽減: ゆっくりとしたトレーニングは、関節への負担を軽減する傾向があります。急激な動作や重い負荷をかけることなく、筋肉を強化できます。

・筋肉の制御力と安定性の向上: スロートレーニングは、筋肉の制御力と関節の安定性を向上させるのに寄与します。これにより、日常生活やスポーツでのパフォーマンスが向上する可能性があります。

・新陳代謝の促進: 筋肉の活性化を高めることで、基礎代謝が向上し、脂肪燃焼が増加する可能性があります。

・運動後の疲労感の軽減: スロートレーニングは、一般的には運動後の筋肉の疲労感が少ないとされています。これにより、継続的なトレーニングがしやすくなります。

スロートレーニングの後は、入念にストレッチを実施しました。皆様にはこのストレッチが人気のようで、普段伸ばさない筋肉などをのばして心地よくなっていました。

今年春から開始した体操教室ですが、今回で最後となりました。大変残念ですが、これをキッカケに地域の方々に運動習慣がついてくれればと思います。
半年間ありがとうございました。